メイト通信 バックナンバー〈36〉

2022.2発行 VOL.187より

回収された紙類、その後の処理はどうなっているのでしょうか?
以前勤めていた会社で機密書類の処理を担当していた時期があり、
その時取引のあった処理工場を見学したことがあります。
その工場は赤穂の一駅手前の坂越にある製紙工場です。
事前に予約をした上で紙類をトラックで持ち込み、
トラックごと大きなハカリに乗せ重量を量ります。
受付では、廃棄書類の種類等、詳細記入し申告します。
誘導に従い、指定された場所に荷物を降ろし、監視するための部屋に移動、
全ての書類がベルトコンベアーに乗せられ上部に登っていくわけですが、
大きなガラス張りの窓から一部始終を見ることができます。
そして、最上部の溶解炉に入れられるところを見届けます。
溶解炉の中は上から撮影されていて、ドロドロに溶けていくところまで確認できます。
その溶けた紙類はトイレットペーパーに再生され、出荷されます。
そのトイレットペーパーは自社で引取り、使うこともできます。
最後に、トラックをもう一度ハカリに乗せます。
最初との差が処理量となるわけです。
最後に、手数料の支払い手続きを行い終了となります。
個人情報等、外部に漏れてはいけない情報もある為、ここまで厳重に対応されているわけです。
ここまで厳重ではないでしょうが、家庭ゴミも溶解するまでの手順は大差ないのではと思います。  

2022.2発行 VOL.186より

気がつけば2月の終わり、確定申告の季節です。
昨年はコロナ流行のため、提出期限が1ヵ月延長、4月15日でしたね。
今年は延長無しだそうですので、改めてお伝えします。
提出の締切は例年通りの3月15日です。
昨年は新人メイトさんが多数誕生いたしました。
初めて確定申告を経験される方も多いと思います。
しかし、難しくお考えになったり、心配することはありません。
1エリアだけ担当されている方は納税額が0円となる方が多いと思います。
法律では個人事業主の場合、年間合計で売上が20万円以下であれば税金がかからないのです。
1ヵ月あたり2万円程度の収入があった場合、
年間24万円で20万円を超えるじゃないかと心配される方もいらっしゃると思います。
必要経費を引いてください。
たとえば、ポスティング中の駐車場代や熱中症予防の飲み物代等は全額経費になります。
また、ポスティングに使用するバッグや靴、事務用品等も全額経費です。
住居(チラシの保管に使っている)の電気代や携帯電話(報告・やり取りに使っている)、
自家用車をお使いの方のガソリン代、修理代、点検代など、これらは7割程度を経費で計上可能です。 多分、結構な額になるのではないでしょうか?というわけで、
ほとんどの方は支払う税金が0円となるのです。
どうせ0円なら申告しなくても…と思いますが、
税務署から照会があってから資料を揃えるのも面倒ですので、
支払う税金が0円であっても確定申告しておくべきです。
また、その確定申告の控えは収入証明書にもなり、融資等で銀行に提出することも出来ます。
備えあれば憂いなしですね。

2022.2発行 VOL.185より

見終わったチラシ等の紙類、できるだけ子供会の集団回収に協力しましょう。
チラシは、自治体で売却し、売上は子供会に給付され、
文房具等を購入し配ってくれたりするそうです。
チラシの他の処分先としては、各地域に置かれている民間の回収ボックスがあります。
また、お近くにスーパーのイズミヤがあれば、
古紙回収サービスの「エコ・スポット」があったりします。
コーナーは無人で、誰に気兼ねすることなく投函できますが、
事前にサービスカウンターで投函用の会員証カードをもらっておきましょう。
端末にカードをかざし、持ち込んだチラシ等をハカリに載せるだけ、指示に従い、
投函BOXにチラシを入れる。
とっても簡単です。
持ち込んだ重量によりポイントがたまり、500ポイントで500円の商品券と交換できる
嬉しいサービスです。
毎日沢山の方が持ち込まれ、数人が商品券を受け取っているそうです。
ただ、3年ほど前、明らかに印刷工場から出荷された状態と思える紙包みが
数個投函されているところを見かけました。
メイトの皆さんは絶対にこのようなことは行わないように!
不法投棄として罰せられます。
何らかの事情でチラシが余った場合、必ずご報告の上、ご返却いただきますようお願いします。

2022.2発行 VOL.184より

購入した商品のパッケージ、プラスチック製が多いですが、紙製品も結構あります。
リサイクル表示の“紙”と書かれているのをご覧になったことはありませんか?
チョコレートやキャラメルの小さな箱にも書かれていますね。
全て資源としてリサイクル可能なものです。
私達がポスティングしているチラシや新聞等も“紙製品”としてリサイクルが可能です。
ただし、その紙製品を資源として再生している会社の方曰く、
「しっかり分別していただくと助かります」とのこと。
大きく分けると、新聞、雑誌、チラシ・パンフレット類、ダンボール、その他、となるそうです。
新聞はそのままもう一度新聞紙になります。
雑誌にはホッチキス等の金属が含まれているので、それを取り除く為、一工程必要です。
チラシ・パンフレット類はセロファンやプラスティック成分が含まれていて、
再生過程で分離させる必要があります。
ダンボールも再生しダンボールになります。
その他は、食品のパッケージや封筒等で、不要な買い物袋に詰めて分別します。
工場は高度に自動化されていますが、
それでも、このように分別していただくとありがたいそうです。
自治会や子供会での廃品回収、出す前に細やかな配慮をしたいものですね。


2022.1発行 VOL.183より

今週からは、投函されたチラシの「その後」についてお話します。
いつもポスティングして頂いている“チラシ”受け取っておられる住人の方の立場で見てみましょう。
ポスティングだけではなく、新聞の折込チラシやダイレクイトメールで届くもの、
購入した商品に添付されているもの…、毎日増えていきます。
興味が沸かないものもあるので、チラシを入れるなとクレームを申し出られる方がおられるのも、
なんとなく理解できますね。
一方、そのチラシを無駄なく有効に活用されている方もおられます。
前にも書きましたが、カラフルな紙面をうまく使ってペーパークラフト、
鍋敷きや小物入れになる小箱などを作られている方も多いようですね。
また、濡らして千切って床にバラまき、ホコリと共に掃き集めたり、
袋状にしてゴミ箱の中敷きにしたりと様々に活用されている方もたくさんおられます。
梅雨時には、濡れた靴に丸めて詰め込むという方も。
吸水効果は、ツルツルにコーティングされたものよりも、普通の紙のチラシの方が高く、
早く乾くそうです。
メイトの皆さんも、自宅に溜まったチラシ、活用してみませんか?


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