メイト通信 バックナンバー〈11〉

2019.7発行 VOL.57より

ポスティングメイトさんの歩く量、1日、少ない人で1万5千歩、
中には5万歩以上という方もおられるようです。
暑い中、お疲れさまです。
さて、メイトの皆さんは町を歩いて住民の方のポストに配布、
ある意味、直接お客様と接することもあるポスティングの主役です。
ところで、主役がいれば、裏方さんもいます。
ポスティングの裏方さんって?
皆さんが受け取るチラシや配布用地図をメイトさん毎に分け、
分類して準備してくれる内職さんたちのことです。
皆さんが受け取るときは一人分ですね。
重たいと言っても一人で扱える程度、知れています。
クライアントさんから届いた時は、多い時はトン単位、これを梱包ごとに運び、
梱包をとき、数を数え、指示書にしたがって仕分けしていく。
ほとんど手作業です。
さらに、間違えることが出来ない緊張感をもってのお仕事です。
私も少しお手伝いしたことがありますが、腰や腕に負担がかかりますし、
肩こりもあるだろうなぁと思いました。
こういった作業の現場を見る機会は無いと思いますが、
少しだけ想像して労いの気持ちを持っていただければ嬉しいですね。

2019.7発行 VOL.56より

私が中学生の頃は今のようにゲーム機なんかありませんし、
暇な時間があれば好きな本を読んでいました。
本代もバカになりませんので、学校の図書室や、明石公園にあった図書館で借りることが常でした。
ネットサーフィン中に、ふと、その頃に読んだ本を思い出しました。
江戸川乱歩の『影男』。
たしか、ある犯罪者が自らを疑われないよう、
日常的に存在感を消した生活をしているといった内容でした。
カメレオンのように周辺の景色や色に溶け込むような服装で生活、
周辺の環境が変われば素早く着替える。
周囲から関心を持たれないことをよいことに、大それた犯罪を企む。
最後には墓穴を掘るといった結末ですが、最近の世相とよく似ていると思ったのです。
よく聞く事件ですが、普段は引きこもりでニート、世間から忘れられた人物が突然大事件を起こす。
引きこもりと呼ばれる人たち…そうなった責任が全て本人にあるとは限りませんし、
中には脱出しようとがんばっている人もいるらしく、
その第一歩としてポスティングを始めた人のことがネットに載っていました。
事実かどうかは分かりませんが、本当なら応援したいですね。

2019.7発行 VOL.55より

世間は夏休み!レジャー等に出かける方、羨ましいですね。
楽しそうな家族を横目で見ながら、今日もポスティングです。
セミの声が賑やかです。
私の子供の頃は、7月中旬にニイニイゼミが鳴き始め、続いてアブラゼミ、
夏休みが終わる頃にはツクツクホウシ・・・
笹の棒の先にハエ取り紙の糊を付けて、その糊をセミにくっつけて捕まえたものです。
セミは近づくと逃げてしまうので、用心深く、そ~っと近づき捕まえるのですが、
失敗すると盛大にオシッコをかけられ逃げてしまいます。
懐かしいですね。
ところが今は、地球温暖化が原因でしょうか、見かけるセミはクマゼミばかりです。
それも、人馴れしているのか近づいても逃げず、手で簡単に捕まえることができます。
もう一つ変わったことが・・・セミを取る子供たちをほとんど見かけないですね。
子どもたちの遊びが室内、ゲーム等に変わったから?
近頃の猛暑が原因?寂しく思うのは私だけでしょうか?

2019.7発行 VOL.54より

ポスティングの意外な悩みが「虫」・「小動物」。
明石もかなり都会化され、少なくなりましたが、夕方の池周辺の住宅地等では
小さな虫(ブヨ等)が群れていることがよくあります。
歩いていて顔に当たるだけでも煩わしいのですが、中には害虫や毒虫もいます。
蚊くらいなら刺されても痒くなるだけですが、蜂には注意しないといけません。
特にスズメ蜂は危険です。
熊蜂は大きくて厳ついけれど大人しいので、
こちらからチョッカイをかけない限り襲ってくることはありませんが、スズメ蜂は違います。
何かに興奮したり機嫌が悪いと、いきなり攻撃してきます。
私も、子供の頃に刺されて3日間寝込んだことがあります。
蜂らしきものが飛んでいたら、出来るだけ刺激をせずに、そっと離れるようにしましょう。
あと気をつけないといけないのが、”ムカデ”、農家の敷地内でたまに見かけます。
先日は、投函しようとしたポストの壁面に張り付いていました。
夜行性みたいなので、夕方ポスティングをしている方は気をつけてくださいね。
刺されると物凄く腫れ上がり、激痛と高熱に見舞われます。
蝶やトンボは癒やされますが、スズメ蜂やムカデは「かんにんして!」デス。

2019.7発行 VOL.53より

メイトの皆さん、暑い中のポスティングお疲れさまです。
住民の方とお会いするたびに、挨拶のあと「毎日暑いですね!」と付け加えることが多くなりました。
日々暑さ対策に苦労していますが、一番効果的な工夫が〈朝の涼しいうちに配り終える・・・〉
子供の頃の夏休みの宿題みたいですが、これしか無いような気がしています。
夏場は日の出が早いので、7時頃から配り始め、10時頃には終了するのが理想ですね。
メイトさんの中には、夕方、少し涼しくなった頃に集中的に配布という方もいらっしゃいます。
先日、成り行きで午後3時半から配ったことがありましたが、暑かったです。。
問題なく配り終えられて一安心でしたが。
私達、メイトは時間の融通がある程度きくと思いますので、
炎天下でのポスティングは控えたいものです。
あと、帽子ですが、つばが広く、首の後ろが隠れるようなものが熱中症対策として理想です。
ポスティングのジャマにならない形状を選びましょう。
そして水分補給と塩分補給。
早く終わらせたいからと、ついポスティングの手を止めての補給を疎かにしがちですが、
その手間を惜しむことで体調を損なっては意味がありません。
余裕をもった計画をたて、元気にこの夏を乗り切りましょう。


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